「あえる AUE Letter」 vol.11
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AUENews&Topics2024.5-11566672024エディ20242024愛教ちゃん20242024角文株式会社による富士松南小学校への環境活動「川の環境学習」に学生が活動支援三重県桑名市と包括連携協定を締結地域協働教育体験活動自然領域シンポジウム「新たな学び?学校のかたちー対話的?協働的な学びを共に創るー」未来共創プランFD/SD研修会「学修者本位の大学づくり」 地元の角文株式会社が実施する刈谷市立富士松南小学校4年生を対象とした「川の環境学習」に、本学の学生や特別聴講生である交換留学生が活動支援で参加しました。 この活動は今回で15年目を迎え、角文株式会社から参加した社員の中には、小学校4年生の時に、この川の環境学習活動を体験した社員もいます。120人の児童を対象とした川の学習は、安全面の配慮など学校単独の活動では難しい面もあり、地域の企業や本学の学生が支援することで継続した活動となっています。 本学と三重県桑名市は、相互の人的?知的資源の交流を図り、主に教育分野において多様に協力していくために、包括連携協定を締結しました。今後、本学と桑名市は「児童生徒の社会的自立に向けた支援プログラムの開発と有効性の研究」「教職員のスキルアップを目的とした研修講座への講師の派遣」「教育者をめざす大学生の教育現場での実践活動」「外国人児童生徒教育運営協議会への有識者派遣」などの取り組みを実施していく予定です。 地域協働教育体験活動の一環で自然観察実習園において、自然領域:創作和菓子コースの学生がさつまいもの苗植えともち米の田植えを実施しました。これは11月に開催される「あつまれ!子どもキャンパス」の和菓子作りに使うさつまいもともち米を育てる体験をするものです。さつまいもの苗植えは社会科教育講座の真島聖子准教授の授業を受講している10人の学生が参加し、畑の畝(うね)に1本ずつ苗を植えました。一方もち米の田植えは社会科教育講座の小坂俊介講師の監督の下40人の学生が参加し、田んぼに入り苗を植えました。 本学が掲げる未来共創プラン「戦略3:教職の魅力共創プロジェクト」とベネッセ?コーポレーションの共催でシンポジウム「新たな学び?学校のかたち?対話的?協働的な学びを共に創る?」を開催し、県内外から高校生?大学生、教職員、保護者、自治体関係者、教育産業界関係者等が参加しました。 本シンポジウムでは、高校生?大学生が社会参加するにあたり、声を上げてもいいような雰囲気や風土をつくるために、高校生?大学生の声を聴くことから始め、信頼をベースに高校生?大学生と大人が対等にかかわる場としました。 愛知教育大学未来共創プランの戦略の取り組みとして、FD?SD研修会を開催しました。本研修会は、学生?大学院生?教職員が集まり、学ぶ側(学生?大学院生)と供給する側(教職員)が互いの声を聴き合うことで相互理解を深め、「教?職?学」の協働?コミュニケーションを活発にし、より良い大学づくりにつなげることを目的としたものです。 会場の所々から明るい笑い声が聞こえる和やかな雰囲気の中、各テーブルでは活発な意見交換が行われ、まとめに各グループの代表者が話し合った内容を発表しました。11

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